盗聴器にはどんな種類があるの?特徴と設置されやすい場所を解説
「もしかしたら盗聴されているかもしれない…」
「盗聴器ってどんな種類があるんだろう…。家に怪しいものがないか確かめたい…」
この記事では盗聴器の種類についてくわしく紹介していきます。
ズバリ、盗聴器は大きく分けると次の2つに分けられます。
- 無線式 - 盗聴音声を無線でやり取りする
- 有線式 - 盗聴音声をケーブルなどでやり取りする
無線式・有線式それぞれに、様々な種類がありますが、この記事ではよく使用されやすい盗聴器全7種をピックアップし、その特徴や設置場所を紹介していきます。
読み終わる頃には盗聴器の種類や特徴について分かり、盗聴の悩み解消に向けて何をすべきなのかがわかっているはずです。
いっしょに、盗聴の不安を解消していきましょう。
※当社は徹底守秘、安心調査の盗聴器調査業者です。
盗聴被害は時間がたつほどに状況が悪化してしまいます。
「とにかく早くなんとかしたい!」という場合はコチラ(TOPページ)からご相談ください。
盗聴器の種類と特徴、設置されやすい場所も解説します
冒頭でも紹介したとおり、無線式盗聴器と有線式盗聴器に分けられます。
ここではそれぞれの機種の中で、よく使われるものや調査時に発見されやすい機種をピックアップして紹介していきます。
『無線式盗聴器』5種 - 盗聴音声を電波で発信する盗聴器
無線式はその名前のとおり、盗聴した音声を無線で発信する盗聴器です。盗聴音声を電波にして『受信機』という機械に発信します。
調査に伺った際、発見される盗聴器の多くがこのタイプです。
紹介するのは下記の5種類です。
- コンセント型盗聴器
- ボックス型盗聴器
- モジュラーコネクタ型盗聴器
- デジタル式盗聴器
- スクランブル式盗聴器
では、くわしく解説していきます。
無線式①:誰でも購入できてしまう『コンセント型盗聴器』
- インターネットなどで誰でも購入できてしまう
- ふつうのコンセントと同じ見た目
- コンセントとして、ふつうに使用可能
- 電源か供給されるため、半永久的に盗聴されてしまう
- 三又のほか、テーブルタップ型や平コンセント型も
盗聴器、と聞くとこのタイプを想像される方も多いのではないでしょうか。
インターネットなどで誰でも購入でき、100Vコンセントであればどこでも簡単に設置されてしまう機種です。
ふつうのコンセントと同じ見た目、かつコンセントとしてもふつうに使用できるので盗聴器だと気づきにくいです。
コンセントから常時電源供給されるため、撤去しない限り半永久的に盗聴される恐れがあります。
コンセント型盗聴器についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひご覧になってみてください。
>>【関連記事】これって盗聴器…?盗聴器が仕掛けられたコンセントの見分け方
無線式②:タバコの箱大の『ボックス型盗聴器』
- ライターくらいの箱型
- 『クリップ型盗聴器』『AC電源寄生型盗聴器』などの亜種がある
- 部屋の死角のほか、日用品の中に設置されることも
「ザ・盗聴器」とでも言うべき箱型の盗聴器です。多くの場合は黒色の明らかに怪しい見た目をしてるので、見つからないよう部屋の死角に設置されることが多い盗聴器です。
電池式と電源式があり、電源式の場合はコンセント型と同じく半永久的に盗聴されてしまう 恐れがあります。
構造がシンプルであることから改造しやすく、様々なタイプがあるのもボックス型の特徴です。代表的なところで、
- クリップ型盗聴器
→クリップで電話線に接続し、通話内容を盗聴する - AC電源寄生型盗聴器
→コンセント裏に設置され、ACコンセントより電源供給を受ける - リモコン型盗聴器
→リモコンでスイッチをON/OFFできる - VOX型盗聴器
→周囲で音がしたときだけ盗聴する
などがあります。
無線式③:通話内容を盗聴される「モジュラーコネクタ型盗聴器」
- 固定電話用の機材『モジュラーコネクタ』に偽装
- 電話線から電源供給を受け、半永久的に盗聴される
- 知識がなくても10秒ほどで設置可能
固定電話機で使われるモジュラーコネクタに擬態し、通話内容を盗聴するのに使用される盗聴器です。
電話線から電源供給されるためこちらも半永久的に盗聴可能。さらに通話中にしか盗聴波を発しないため、発見が難しい機種になっています。
固定電話のある会社や事務所などに設置されることが多いので、
「取引先と電話で話した内容が漏れている気がする」
といった場合は、この盗聴器の可能性があります。
無線式④:どこからでも盗聴されてしまう「デジタル式盗聴器」
- 『デジタル波』で盗聴音声をやり取りする
- 改造した携帯電話やスマートフォンが使われる
- 電話できる場所であればどこでも盗聴可能
- 発見には高度な専門機材が必要
- ソファの下など、死角に設置されやすい
ここまで紹介した盗聴器は基本的に『アナログ波』という電波を使って盗聴音声を発しますが、デジタル式盗聴器はその名のとおり『デジタル波』という電波を使って発します。
なんだか難しい話に聞こえますが、盗聴方法はすごくシンプル。自動着信されるよう設定した携帯電話やスマートフォンを設置し、そこへ電話をかけて盗聴するという方法です。
通常のアナログ式盗聴器だと電波の届く範囲でしか盗聴波を受信できませんが、この方法だと電波の届くところ、つまりは電話のできる場所であればどこでも盗聴できてしまいます。
また、スマホや携帯電話が盗聴器として使われている場合、盗聴が目的だと気付きにくいです。
明らかに怪しい見た目をしている訳ではないので、見つけたとしても、盗聴だと気づきにくいのです。
設置場所は他の盗聴器と同じく、部屋の死角となる場所が多いです。
充電がなくなれば盗聴できなくなるので、だいたいは回収されることにます。そのため、その部屋に不自然なく出入りできる人が設置した可能性が高いと言えます。
無線式⑤:高度な発見対策がされた「スクランブル式盗聴器」
- 1秒間に複数回、周波数を変えながら盗聴波を発信
- 切り替えのパターンやタイミングはかなり複雑
- 広帯域受信機で発見するのは不可能に近い
- 設置場所は死角が多い
- 発見するには高度な専門機材が必要
スクランブル式盗聴器は「ステルス盗聴器」と呼ばれる、高度な発見対策の施された盗聴器の一つです。
設置場所は他の盗聴器と同じく、部屋の中の死角が多くなっています。
一般的なアナログ盗聴器は1つの周波数を使って盗聴波を発信しますが、スクランブル式盗聴器は1秒間に複数回、周波数を切り替えながら盗聴波を発信します。
周波数切り替えのパターン、タイミングがかなり複雑にプログラムされており、受信するには発信器とぴったり合う受信機が必要になります。
スクランブル式盗聴器を確実に見つけるには高度な専門機材が必要です。電波の有無を確認した上で、目視によって調査、発見します。
スクランブル式盗聴器の発見には高度な知識とノウハウが必要であるほか、実用的な機材はかなり高額です。
こちらのタイプでの盗聴をお疑いの場合は、無理をせず盗聴器発見業者にお願いするのがよろしいかと思います。
『有線式盗聴器』2種 - 電波を発しないため発見が難しい盗聴器
続いて『有線式盗聴器』を紹介していきます。
盗聴音声を無線で発信する無線式に対し、有線式は盗聴音声を線(ケーブル)で送信したり、そのまま録音することで盗聴します。
電波を発しないので発見するのがとても難しく、盗聴器を発見するというよりは犯人を特定したり、対策を講じて盗聴を防ぐことが効果的な対策となります。
紹介するのは下記の2種類です。
- 録音式盗聴器
- コンクリートマイク
詳しく紹介していきます。
有線式①:盗聴音声が記録される「録音式盗聴器」
- ICレコーダーやスマホの録音機能を使用
- 盗聴音声が録音される
- 棚の下や箱の中など、死角になる場所に設置される
- 盗聴波を発信しないため、機材で発見できない
- 監視カメラなどの防犯設備強化が有効な対策
録音できる状態にしたICレコーダーやスマートフォンを見えないように設置し、音声を録音。あとから回収し、録音された音声を確認するという方法です。
棚の下や底面にガムテープで貼り付けられていたり、荷物の中など死角になる場所に設置されます。
盗聴波を発信しないので、盗聴器発見器などの機材を使用しても発見することができません。
内容を聞き取るためには必ず回収が必要なのです。
不自然な動きをしている人がいないかどうか注意深く観察することや、監視カメラなどの防犯設備の拡充が有効な対策になります。
有線式②:壁の向こう側から盗聴される「コンクリートマイク」
- 壁越し、床越しに音声を聞き取ることが可能
- 聴診器のように、音の振動を増幅して音声を聞き取る
- 盗聴波を発信しないため、機材で発見できない
- 防音対策し、音が伝わらないようにするのが有効な対策
コンクリートマイクは壁に伝わるわずかな振動を増幅させることで盗聴します。隣の部屋、上の階など、壁や天井越しでも音声を聞き取ることのできる盗聴器です。
実際、構造的にはよく似ていますよ。
イヤホンなどで聞き取るほか、ICレコーダーと接続して録音することもできます。
比較的小型なので持ち運びも簡単で、安いものだと2000円ほどで手に入れることができます。
コンクリートマイクも電波を発しないないため、見つけるのが大変難しい盗聴器です。
特に集合住宅の場合、上下の階や両隣の部屋から使用されていると確認のしようがありません。
そのため、盗聴器を発見するというよりも防音対策を取り、音が伝わらないようにすることが有効な対策と言えます。
部屋で楽器を演奏するときの防音対策などを参考に、対策されるといいかと思います。
盗聴器を発見しよう!盗聴器調査3つの方法を紹介
ここからは盗聴器を発見する方法について紹介していきます。
方法は大きく分けて次の3つです。
①目視で調査する
②盗聴器発見器を使用する
③業者にお願いする
盗聴器の詳しい発見方法、手順についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ここでは要点を抜粋して紹介していきたいと思います。
ちなみに、もしあなたが
「とにかく早く盗聴器を見つけたい!」
「一刻も早く安心したい!」
という状況にある場合は、迷わず発見業者にお願いすることをオススメします。
発見業者は、専門機材や盗聴器調査のノウハウにより、高度かつ正確な調査が可能。ご自身で行う調査よりもより確実に、早く盗聴の不安を払拭できるからです。
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※「盗聴の不安がある」とお伝えください
発見方法①:目視で調査する
目視の調査は発見器などの機材を買う必要がないので、すぐに調査できます。
調査方法はシンプルです。
盗聴器のありそうな場所を順番に目視で確認していきます。ぬいぐるみの中、壁掛け時計の裏などを目で見て確認していきましょう。
調査のとき、少しでも手助けになるよう『盗聴器が発見されやすい場所リスト』を用意しました。ぜひお役立てください。
死角をチェック!盗聴器が発見されやすい場所リスト
◻︎ 三又コンセント
◻︎ テーブルタップ
◻︎ 平コンセント
◻︎ 電卓
◻︎ 置き時計
◻︎ 壁掛け時計
◻︎ エアコン
◻︎ USBメモリ
◻︎ USB充電器
◻︎ USBケーブル
◻︎ 延長コード
◻︎ マウス
◻︎ ぬいぐるみ
◻︎ フィギュアの台座
◻︎ 芳香剤
◻︎ 照明器具
◻︎ タンスの裏
◻︎ 本棚
◻︎ リモコン(エアコンやテレビなど)
◻︎ モジュラーコネクタ
上のリストのほかにも設置されやすい場所はあります。
目視で探すのが不安な方は次の盗聴器発見器を使うか、発見業者にお願いするのがよいでしょう。このあと詳しく解説していきます。
発見方法②:盗聴器発見器を使って調査
自分でできる調査方法の中では、いちばん発見率を高められる方法がこちらの方法です。
盗聴器発見器で盗聴器から発せられる電波の有無を確認し、もしあれば場所を突き止めて発見します。
盗聴器発見器は大手通販サイトから専門店まで幅広いお店で売られていますが、基本的には性能に比例して価格が高く、操作も難しくなります。
実用的な機種は数万円はみておいた方がいいでしょう。
先ほども少しお話しましたが、
「機械を買ったりとか面倒ごとはイヤだ・・・!」
「とにかく早くなんとかしたい!」
という場合は、発見業者にお願いするのがオススメです。
このあと詳しく紹介していきます。
発見方法③:盗聴器発見業者にお願いする
最後に紹介するのが盗聴器発見業者による調査です。
発見業者は専門機材や盗聴器調査のノウハウを持ち合わせており、ご自分で調査するよりもより高度な調査を行うことが可能。
また、発見器の操作方法や調査の仕方を勉強する必要もなく、電話を一本かけるだけで調査してもらえます。
「とにかく早く盗聴器を見つけたい!」
「一刻も早く安心したい!」
という場合はプロにお願いすることをオススメします。
自分で調査するにせよ、業者に依頼するにせよ、解決に向けて少しでも早く動き出されることをオススメします。
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※「盗聴の不安がある」とお伝えください
まとめ:解決に向けて動き出しましょう
この記事でお話しした内容をまとめておきましょう。
- 盗聴器は大きく分けると無線式、有線式の2種類
- 盗聴に使用されやすいのは
- コンセント型盗聴器
- ボックス型盗聴器
- モジュラーコネクタ型盗聴器
- スクランブル式盗聴器
- デジタル式盗聴器
- 有線式盗聴器
でした。
盗聴器それぞれの特徴などは、本文をご覧いただければと思います。
盗聴器調査の最大の目的は「調査を通じて盗聴の不安を解消すること」です。
ご自身で調査されるにせよ、発見業者にお願いするにせよ、安心して日々の生活を送れるようになるとよいですね。
盗聴の不安が1日も早く解消されることを願っています。
みんなの盗聴器発見屋さんは徹底守秘、安心調査の盗聴器調査業者です。
お困りの際はどんな小さな不安でもかまいませんので、ぜひご相談ください。
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