盗聴器発見調査の料金はこれくらい!ちゃんとした業者の選び方も解説
「多分盗聴されている…早く盗聴器を見つけたい」
「盗聴器を業者に発見してもらうのって、いくらくらいかかるんだろう?」
この記事では、盗聴器発見調査の料金について詳しく解説していきます。
結論から言いますと、盗聴器発見調査の料金の目安は次の通りです。
- 一軒家:10万円〜
- マンションアパートなどの集合住宅:2万円〜
- 車両の盗聴器調査:2万円〜
記事本文で、より詳しく解説していきます。
この記事では上記のような目安のほか、料金はどうやって決まるのかや、発見業者にお願いした場合の調査の流れ、いい業者はどう選べばいいかについても紹介していきます。
盗聴器発見業者の中には、盗聴の不安につけ込む悪徳業者もいます。
騙されないよう、しっかりチェックしていきましょう。
読み終わる頃には盗聴器発見調査の料金目安やいい業者の選び方ががわかり、盗聴の不安解消までの道筋が見えているはずです。
一緒に盗聴の悩みを解決していきましょう。
盗聴器発見調査の料金目安は20,000円〜が目安
盗聴器発見調査の料金目安は、冒頭でも紹介した通り
- 一軒家:10万円〜
- マンションアパートなど:1部屋2万円〜
- 車両の盗聴器調査:1台2万円〜
となっています。
では、この料金はどうやって決まるのでしょうか。詳しく説明していきます。
調査料金は調査面積で決まる(業者によっては追加で手数料がかかることも)
調査費用は基本的に、『調査する面積』で決まります。
発見業者の大半は『〇〇平方メートルあたり〇〇円』という金額設定をしており、調査範囲に応じて金額が変わっていきます。
価格は平均すると『20平方メートルにつき2万円前後』です。冒頭の目安もこの金額で計算しています。
ちなみに冒頭の目安金額ですが、面積は
- 一軒家 - 100平方メートル
- マンションアパート - 20平方メートル
を目安にして計算しています。これよりも狭かったり広かったりする場合はそれに応じて料金が変わることにます。
一軒家や、部屋が複数あるマンションの場合は「この部屋だけを調査」ということも可能です。
可能なのですが、盗聴器はどこに仕掛けられているか分かりません。
「この部屋に仕掛けられている!」という確信がある場合はいいのですが、確実に安心したいのであれば家や部屋の中を全て調査するのがオススメです。
業者によっては追加で手数料がかかる場合も
調査料金のほか、発見業者によっては下記のような手数料がかかる場合もあります。
- 盗聴器が発見された場合の発見報酬
- 盗聴器を撤去した場合の撤去報酬
- 出張費
- 証明書発行費用
最終料金がいくらになるのか、見積もりはしてくれるのか、問い合わせたときや見積もりの時によく確認しておきましょう。
また、会社によっては調査にいくつかグレードのある会社もあります。
そのグレードによって使用機材が違うので、発見できる盗聴器に違いが出てきます。
このような場合は発見業者の方に状況や悩みなどをよく相談し、どの調査が最適なのかを決めるようにしましょう。
調査は4ステップ。発見業者に調査をお願いした場合の流れ
こちらでは盗聴器発見業者の調査の流れ(訪問〜完了報告まで)を紹介していきます。
調査は4ステップ。
ここでは弊社みんなの盗聴器発見屋さんを例に紹介していきます。
1. 訪問、お見積もり
専門スタッフが訪問し、実際に現場を視察。
相談のうえ調査する範囲を決めて見積りし、費用とその詳細をお知らせします。
2. 見積り確認、契約
費用や調査内容について納得いただければ契約し、調査を始めます。
ここでキャンセルすることも可能です。
※キャンセルした場合に見積もり料、キャンセル料などがかかる業者もあるので注意が必要です。問い合わせ時によく確認しておきましょう。
3. 調査
必ずお客様に立ち会っていただき、広帯域受信機などの専門的な機材を使用して調査します。盗聴犯に悟られないよう配慮し、細心の注意を払いながらの調査となります。
4. 報告
盗聴器が発見されてもされなくても調査結果を報告し、『調査証明書』を発行いたします(第三者が作成した書類として使用可能です)。
再発防止のアドバイスもさせて頂きます。
以上の流れとなります。
調査の流れや内容はお部屋の状況によって変わることもあるので、あくまで一例としてお考えいただければと思います。
自分で行う調査とは何が違うの?
一般の方が市販の発見器で調査する場合、その多くは何のノウハウもない状態で、性能が低め(操作は簡単ですが)の盗聴器発見器を使用して調査することになります。
盗聴器発見業者は、盗聴器調査に関するこれまでの経験やノウハウ、広帯域受信機やスペクトラムアナライザなどの高度な専用機材、さらにはそれを使いこなすスキルを持ち合わせています。
一般の方よりも高度で的確な調査ができるので、発見業者の方がより早く、より確実に盗聴器を発見することができるのです。
ただし、これはきちんと技術のある優良業者に限った話です。
悲しいことに、盗聴器発見業者の中には不安につけこむ悪徳業者もいるので注意が必要です。
次の章では、悪徳業者を避け、いい業者を選ぶ方法を紹介します。
こう選ぼう!悪徳業者を避け、いい業者を選ぶ方法
先にも紹介した通り、盗聴器発見業者の中には不安につけ込む悪徳業者がいます。
ここではみなさんが間違って悪徳業者に依頼してしまうことのないよう、悪徳業者の手口や、いい業者を選ぶ方法について紹介していきます。
まず知っておきたい、悪徳業者の手口
いい業者の選び方について紹介する前に、まずは盗聴器発見の悪徳業者はどのような手口なのかを抑えておきましょう。
悪質な業者は調査レベルが低い上に、悪どい手口で高額請求をしてきます。このような業者に捕まることのないよう、しっかりチェックしましょう。
紹介する事例は下記の3つです。
- 必ず仕掛けられていると不安にさせ、契約を急かしてくる
- キャンセルしたら見積り料、キャンセル料を請求された
- お宅から盗聴電波を検知した。調べさせてほしいと訪問してくる
詳しく紹介していきます。
必ず仕掛けられていると不安にさせ、契約を急かしてくる
電話で相談している段階で「それは必ず仕掛けられています」と断言して不安にし、料金などの詳しい説明をしないまま契約させて高額請求する、というかなり悪どい手口です。
ちなみに、普通の発見業者は調査の前に「必ず仕掛けられています」なんて絶対に言いません。電話相談の情報だけでは盗聴器が仕掛けられているかなんて分かりっこないのです。
また、料金について詳しい説明をしていないのも問題です。
盗聴器の調査のように住まいや状況によって価格が変わるサービスを提供する場合は、本来であればお客様に対して価格を説明する責任があります。
もし説明がされない場合は注意が必要です。
キャンセルしたら見積り料、キャンセル料を請求された
先に紹介した事例と少し似ていますが、見積り料金やキャンセル料を説明することなく見積りし、キャンセルした場合にキャンセル料や見積り料、出張費を請求するというこちらも悪どい手口です。
キャンセル料や見積もり料、出張費がかかるのであれば、作業の前に必ず説明があるのが当たり前です。業者側から説明がない時点でおかしな話なのですが、もし説明されない場合は自分からもしっかり確認しておくことが必要です。
本当に説明がなかったのならば高額請求を支払う必要はないのですが、まずは『料金の説明がないうちは作業の承諾をしない』ことが大切です。
「お宅から盗聴電波を検知したから調べさせてほしい」と突然訪問
こちらは皆さんにはあまり関係ないかもしれませんが、念のため紹介しておきます。
突然「お宅から盗聴電波が出ているから調べさせてほしい」と訪問するという典型的な点検商法です。
点検商法とは点検や調査を称して訪問し、ウソや自作自演、不安を煽ることで商品やサービスを購入させることを言います。
盗聴の不安を煽り、詳しい料金の説明をしないまま調査の承諾を得て調査します(実際にはたいした調査をしていません)。
自前で持ってきた盗聴器でありもしない盗聴器を捏造し、発見したことにします。実際に盗聴器から発された盗聴音が出るところも見せて盗聴器であることを信じ込ませ、高額な発見報酬と撤去費用を請求するという手口です。
少しでもゴネる様子を見せると『訴訟』という言葉をチラつかせて支払うことを強要してくることもありますが、前述の通り料金の説明がなかったのならば支払う必要は一切ありません。
ここで紹介してきたどの事例も、マジメに盗聴器調査をしている業者なら絶対にしないことばかりです。
万が一このような業者に依頼してしまい、難癖をつけられた場合は、すぐに国民生活センターの消費生活相談窓口(局番なしで188)に連絡してください。
悪徳業者は盗聴器を発見できていない可能性が非常に高いので、もし盗聴器が仕掛けられていた場合、電話の内容を盗聴犯に盗聴される可能性があります。
盗聴を疑っていることを知られると最悪の場合身に危険が及に、怖い思いをすることもありますので、必ず屋外で電話をかけましょう。
いい業者の見分け方チェックリスト
悪徳業者でないかどうかを判断しやすいように、チェックリストを用意しました。
業者にお願いするときはこの項目をチェックしてみましょう。
□ 会社名と所在地は明記されているか
□ 電話番号など連絡先は明記されているか
□ 受付時間は明記されているか
□ 調査範囲によって料金が変わるか
□ キャンセル料、相談・見積もりは無料か。
(有料の場合はきちんと説明されるか)
□ 追加料金について明記されているか
□ 盗聴器が仕掛けられていると断言されないか
□ 契約を急かされないか
□ 調査時、立ち会わせてもらえるか
上の項目すべてにチェックがつく業者なら、安心して調査をお願いできると言えます。
もしひとつでも空欄の項目がある場合は、悪質な業者である可能性が高いです。依頼するのはやめておいた方がいいでしょう。
業者の選び方についてはこちらでも詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。
予約状況によっては今日中にお伺いし、不安を解消することが可能です。
相談は365日承っていますので、お急ぎの方もぜひ一度ご相談ください。
まとめ
この記事で紹介した内容をまとめておきましょう。
- 料金の目安は下記の通り
- 一軒家:10万円〜
- マンションアパートなど:1部屋2万円〜
- 車両の盗聴器調査:1台2万円〜
- 料金は基本的に『面積』で決まる
- 業者にお願いするなら、いい業者を選ぶ
ぜひ紹介した目安を参考に、業者に依頼することを検討してみてください。
また、業者を選ぶ際は悪徳業者に捕まることのないよう、有料業者をしっかり選びましょう。
盗聴の不安、悩みは日々の暮らしを暗いものに変えてしまいます。業者にお願いするにせよ、自分で調査するにせよ、ぜひ早めに行動してください。
盗聴の悩みが1日も早く解決することを願っています。